今朝不意に御袋から聞いた話なんですが
元親父が実は御袋と離婚する前から他に女が居て
俺達の知らない所でその女と密会していたらしい。
別れた後だからこそ今其れを暴露したんだろう。
でも昔の親爺が居た生活に少なかず『楽しい』と感じていただけに
御袋の言葉は俺の今迄感じてきた事を嘲笑うかのような
そんな響き方をしていた。
正直、あの頃は俺も親父を慕っていたから
まさかその時から既に茶番だったなんて思わなかった。
御袋は其の事を知っていながら今迄言わなかった。
恐らく俺達に不安感を与えたくないからだろう。
けど、其れが逆に腹立たしい。
楽しいと思えたあの時間は俺達を自分たちの自尊心を満たすための
道具にしたくて作り上げられたものだって思うと
今迄一体何に対して喜んだり嘆いたりしたのか解らない・・・。
そうか、親父も御袋も俺達なんかよりも自分たちが大事だったのか・・・。
そんな事も知らずに馬鹿みたいに笑ってた自分に嫌気がさす。
ちゃんと答えはあったのに。
俺の身内は皆俺の事が嫌いだって答えが出てたのに
御袋や親父はせめてそうじゃないって思ってた自分が馬鹿みたいだ・・・。
こんなの、俺が描いた漫画通りの事じゃないか。
何でこんな嫌な事だけが自分の描いたものとリンクするんだ・・・
・・・なぁんてな。
上の事は事実で、今日初めて知った事です。
が、だからって一々悲劇のヒロインぶった事言ってても
うざったいだけなのでせめてその事実を嘲笑っておきます。
御袋と親父がもめるたびに離婚するって馬鹿みたいにほざいてた時点で
奴等の事を慕ってた気持ちも薄れていったわけですし。
何より俺の中で親父という存在は死んだ事になってますし。
実際は生きてるけど親父という存在自体は死んだ事にしてます。
此の先御袋がどこぞの馬の骨と結婚しようが
俺はソイツを父親としては見ませんし見ようとも思いません。
同じ存在は2人も要らない。
つまり親父というポジションに位置する人間は此の先
そう言った扱いをしないって事です。
俺の中では家族もそれぞれが1人迄でそれ以外に該当する存在は居ません。
もっと言うと自分の恋人だって此の生涯に烏君1人で充分です。
他の連中なんて知ったこっちゃねぇです。
そして今のところ親父と恋人のポジションは完全に潰れているので
此れから先、一生此の2つのポジションに該当する人間は現れないでしょう。
友達というか守りたい親友に該当する子は何時も日記で
名前を書いてる春やのんちゃんちぃちゃんだけで充分です。
人間関係の埋め合わせなんてする気無いし。
こんな悲観的で塵屑みたいな奴でも心配して一緒に居てくれる
存在が居るだけで俺は充分幸せだと思うし。
只、自分は救いようのない不幸な人ぶってる奴等は嫌ですね。
今迄生きた中で楽しい事は1つも無いだとか巫山戯た事ぬかしやがるんですから。
人間生きている間で1度も楽しい事なんて無い訳無いですよ。
少なくとも1度くらいは心から楽しいと思えた時が有るんですから。
其れを悲劇のヒロインぶって誰も信じられないだの
楽しい事なんて何もないだの言ってる奴は
関わってくれてる人に対しても失礼だし
何より自分から楽しくしようと言う行動をとっていない。
自分から動きもせずにただ待ってるだけの悲劇のヒロインなんて
見てて吐き気がしますよ。
御姫様なら何もせずに王子様を待って居れば良いなんて
そんな事誰も言ってないし。
何も起こらないなら起こせば良いし、誰も来なければ自分から行けばいい。
こんな簡単な事も出来ずに自分の殻に引籠って
不幸自慢する奴は1度爆発すれば良いと思うよ。
昔の俺見たいでうざったいから。
そんな感じですね。
俺の嫌いになる対象は過去の自分を思い出させるような人間なので。
其の条件以外ででも嫌な奴は嫌な奴ですが。
何か久し振りに愚痴った所為かスッキリしたような気がします。
だからって暗い日記ばっかってのも考えものですが。

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